こんにちは!モノづくり観光サポーターの山本章子です。
オープンファクトリーでは、年代問わず多くの方が訪れる「光写真印刷株式会社」さんへ見学に行きました。どんな色でも織りなす大きな機械、色の補正は「最後は人の感覚」など大変興味深いお話を聴くことができました。
私たちからの「御社の強みは?」という質問に「印刷~製本まで一貫生産しているので選ばれやすい」という回答を頂きました。一貫生産によって、納期の短縮や社外秘の印刷発注が可能になり、注文する側もメリットに感じられているそうです。この他にも、有機溶剤を使わないインクや、印刷物がくっつかないようにするデンプンの粉、現像液でない水道水の使用など、至ところにecoの取り組みがあることも教えてくださいました。
こちらは、印刷したものにミシン目を入れる機械のアップ写真。活版印刷機だったものを、用途変更して活用されています。こちらの機械はグランドピアノのように格好よく、私も思わず記念撮影をしてしまいました。
オリジナルのカレンダーは、どれもこれも手に取りたくなる、飾りたくなるものばかり。デザインコンペで勝ち抜き、日本代表としてドイツの大会にも出展されたとのこと。
印刷会社はいつも誰かが作った“情報”を形にするのが仕事ですが、「モノづくりを見直す機会に」と新たな挑戦として毎年取り組まれています。実際に、このカレンダーから新たな挑戦の機会を頂ける事もあるそうです。
印象に残ったのが「どこの印刷会社も機械は同じ」とおっしゃっていて、その環境の中で、どう工夫するのか、人材を育てていくのかが会社の強み・魅力につながるんだなぁと改めて感じました。
オープンファクトリー子どもたちにも人気のプログラムを展開されているので、ぜひご家族で実際に体験してみてください!!
【ホームページ】
光写真印刷株式会社
http://www.hpd.co.jp/