【工場見学】新妻精機株式会社へ行ってきました!

くりらぼ多摩川工場長の山本です。

今年度最初の工場見学は、
新妻精機株式会社・NIIZUMAグループの本社工場へ。
とても丁寧にご案内くださった、新妻常務。ありがとうございました!
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(写真の右から4番目が新妻常務です)

グループで5軸機30台を含む、90台のマシニングセンタを保有されていて
「町工場」というイメージを覆すような大きな工場でした。
1605新妻精・13
取引先の業種は、自動車や、カメラ、半導体、航空機器など多岐にわたるそうで
主に試作品を手掛けられている、最先端の企業秘密の製品ばかり。

1605新妻精・12
5軸のマシニングセンタを他社に先駆けて導入されていたり、
10000分の1まで計測できる検査設備もあり、
多くの取引先から、厚い信頼を得る理由がわかりました。

詳しくは、今年秋開催予定のオープンファクトリーで!

【ホームページ】
新妻精機株式会社
http://www.niizuma.co.jp/

【工場見学】株式会社アイエヌジーへ行ってきました!

くりらぼ茶論メンバーの井澤右子でございます。今回、矢口の渡駅からほど近い株式会社アイエヌジーさまの見学をさせていただきました。

 

2008年創業の株式会社アイエヌジーは、フライス(設計製作、部品加工)の会社で、ウリは完成品の短期納入。

お父様が創業された有限会社アイエヌビーはフライス盤、製作装置の工場で、アイエヌジーはその部品加工部門として始まったそうです。現在、仲良くお隣同士。ひとつの会社と考えて良いのではないでしょうか。


ING1

(左の建物がING、右の建物がINB

社員は2名、若い増田くんと神奈川県警から転職した角谷さん。二人とも生き生きとしていて、きびきび働いてらっしゃいます。

1500万、2000万と高額なマシニングセンターの機械が何台も並ぶ工場内は驚くほど清潔!!仕事の誠実さは、因幡社長の人間性の良さの現れで、顧客との長い付き合いにつながるように感じました。

因幡社長は、町工場のイメージをクリーンで、リッチなものにしたいと切望されていて、だから町工場をダーティーなイメージにする目的の取材には応じないとおっしゃっていました。

 ING2

(左から、因幡社長、増田くん、角谷さん)

 

因幡社長は「明るく、楽しく、かっこよく」のキャッチコピーのもと集まった、モノづくり集団「チーム職人魂」のリーダーでもあります。

職人魂メンバーの一人、漫画家たなかじゅん作【下町鉄工所奮闘記】では一番かっこいいなっちゃんの“元カレ”は社長がモデルだとか。

職人魂では、燃料を燃やして動かすのではなく、100℃の温度で動く船のディーゼルエンジンを開発されています。

他にも、子どもたちにも技術を伝えるために、高精度ブロックを用意されています。

ING3


おおたオープンファクトリーでは、中心部からは少し離れたところにありますが、イケメン社長が優しくみなさまを待っています!

 

 

【ホームページ】

株式会社アイエヌジー

http://inb1965.la.coocan.jp/ing/ing100.html

(有限会社アイエヌビーへのリンクはページ内にあります)

 

【工場見学】三陽機械製作所へ行ってきました!

さわやかに晴れた5月8日、モノづくり観光サポーターは9名で株式会社三陽機械製作所を訪問しました。黒坂浩太郎社長から直々にお話を伺い、工場をご案内していただきました。

 

 

三陽機械製作所は、昭和23年、現社長の祖父黒坂清氏が創業。社名の由来は、三人の息子さんがおられたことから英語で「スリーサンズ」、それが日本語で三つの太陽即ち「三陽」となったとか。

昭和54年、父浩氏が受け継ぎ、平成21年、アメリカ留学7年経験者の浩太郎氏が社長に就任して現在に至る。従業員数22名、最年長者73歳、平均年齢43歳と若く、「モノづくり企業」プロフェッショナル集団という印象を受けました。

写真2写真1



三陽機械製作所の主要製品は、非常に高い精度の加工技術が求められるコンプレッサー(圧縮機)の主要部品「吸い込み絞り弁」。圧縮空気を逃さないように、0.01mm単位の加工技術が必要とされるそうです。

 NC旋盤、マシニングセンタ、高精度同時五軸加工機、精密平面ラップ加工機等についてご説明くださいました。

写真3

浩太郎氏の社長就任、平成21年はリーマンショック直後で、取引先の拡大や多様性、地域とのかかわりにも目を向けることになったとおっしゃっていました。

平成23年には大田区「優工場」に認定され、目指すは100年企業。若年層の育成と最新鋭の設備投資に力を入れられており、新しい機械の導入は従業員の向上意欲の刺激となり、対外的信頼にもつながっているそうです。

写真4

写真5

地域では下町ボブスレープロジェクトとの出会いがあり、部品製作に参加し、ボブスレーを始動させる際に選手が押すプッシュバーとレバーケーシングの製作を担当されています。従業員が夜遅くまで土日返上してわずか5日間で仕上げたそうです。

 

今年はおおたオープンファクトリーに参加予定です。

 

訪問後、黒坂社長のご紹介によって、おとなりの信弘電材株式会社「大田の工匠100人」を受賞されている岸様にお会いするというサプライズをいただきました。


【ホームページ】
株式会社 三陽機械製作所
http://www.sanyokikai.co.jp/ 

くりらぼ茶論とは?
大田区をもっと楽しみたい!という人々が定期的に集まって「ものづくり観光」をテーマに、自由に意見交換や工場見学などの活動をしています。
日時:月1、2回程度 14時~16時
場所:くりらぼ多摩川 http://www.o-2.jp/lab/



【お問い合わせ】
くりらぼ多摩川運営事務局
(一般社団法人大田観光協会内)
〒144-0035
東京都大田区南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ2階
TEL:03-3734-0202
FAX:03-3734-0203
MAIL:oof@o-2.jp
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